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20世紀様式、昭和様式で音楽づくり・演奏、を楽しんでいます。 機材や様式や手法の新しいものを追う事はキリが無い。 気がつけば世間に流され企業や業界に振り回され、 挙句の果てに同じ過ちの繰り返し。 だったらもう自分の方針、方式を固めてしまったほうが さっさと音楽活動に集中できますよね。。。
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SY22の上級機種SY77や99ですとAFM(&AWM)音源なのでフィルターがかけられるんですが、SY22だとそれは出来ません。

 

ですのでDTM上級の方がいくら私のMIDI作品にフィルターを曲中で動かすコントロールチェンジ71&74番のDATAを使いこなしていない事を指摘されましても、そんなものはSY22では受信できないんです。

そのかわりSY22ではベクターコントロールをコントロールチェンジ16&17で送受信出来る仕様になっています。

それ以外は1、7、、64の各CCしか対応してないんです。エフェクトの係り具合も固定ですので、トラック毎に変更はできません。

 

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SY22は、GM・GS音源規格時代到来前の、古い下位機種のMIDIシンセですから、コントロールチェンジの11番=エクスプレッションデータが受信出来ません。ですから曲中で音量を上げ下げして抑揚を付けるときにコントロールチェンジの7番=volumeで行います。

これを知らずに、自分の正当性に安住して他人がみな間違ってるように見える早合点のMIDIに詳しいマニアさんのなかに『曲中で音量を上げ下げする時は普通エクスプレッションでやる』と、批判する方がいます。

そんなわけで比較の対象が昔のCSseriesシンセサイザー等が念頭にあるので、SY22と言う機種が私にとって 何ら見劣りしない機材なんです。
昔liveの時に暗がりで音色ボタンの押し間違いが無いように貼ったガムテープが後から剥がせなくなっていたのをとうとう削りはがしました。

http://sothis.blog.so-net.ne.jp/2006-11-28-2

CS01については↑こちらのサイトの方が大変詳しく解説されていますが文中に誤りもありました。

CS01にはノイズジェネレーターがないと書いてしまわれていますが、あります。

なぜこれほどシンセに詳しい方が間違ったのかわかります。

この方はブログを書くときにCS01の写真を見て、波形を選ぶレバーのところにノイズの波形が書いてなかったのを見てノイズは無いと思ってしまったのでしょう。

実はCS01は、オクターブセレクターの32フィートの下にWNとかいてありますが、noise波形のみ何故か此処で選ぶのです。これがホワイトノイズの略なのです。

というわけでCS01はちゃんとホワイトノイズも出せるシンセだったのです。

 

CS01はポルタメントではなく、階段状に音程が変化するグリッサンドがかかる個性的なシンセでした。当時のシンセではポルタメントやグライドと呼ばれたりする効果をかけると普通なめらかな連続変化するのが当たり前で、階段状に変化させるにはパッチングが出来るシンセで信号の制御をしなければなりませんでした。このお陰で当時ギャラクシアンシリーズのギャラガと言うシューティングゲームの敵が舞い降りてくる時の音も出せました。

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